明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

慌ただしい年末から一転、おせちで始まる元旦の朝はやはり心があらたまりますね。
鶏肉、三つ葉、飾り蒲鉾と柚子、薄口しょうゆのすまし仕立てのお雑煮は、
子供の頃から、お正月には母が用意していたスタンダードです。

五島列島、浜口水産さんの五島巻き、上質なすり身を堪能するさしみ一番かまぼこ、
湯島丸赤で定番のお多福豆、鮎家の紅鮭の昆布巻きなど、好物づくしをすこしづつ。


干支の辰を見立てた大根の飾り細工の甘酢漬けは、京都の三友居の単品おせちから。
こんな見立ての食文化、福や幸を願う縁起物、日本の食文化の一旦ですね。


スタジオにも、福を呼ぶ様々なしつらえを施してみました。
友人からいただいた木瓜には富士山を見立てた紙細工。

様々な赤いものを集めて、晴れやかに。

amabroの金彩の大皿にも見立ての紙細工を。


夕方に鎌倉まで初ランニング、稲村ケ崎から望む夕日。
明るい光が海面にこぼれて鮮やかな風景、江ノ島の深いシルエットも陰影を添えます。
今年も皆様にとって幸多い年でありますように。