人気ブログランキング | 話題のタグを見る


藤本紀久子、相原幸雄、藤本洋子で運営するフード&デザインプロデュース会社。神奈川県藤沢市のスタジオにてクッキングスクール・料理教室も開催。主宰はクッキングコーディネーター藤本洋子。


by s-cultivate

スクールへの申込・問合せ

www.s-cultivate.com

上記のstudiio cultivate HPからスクールの詳細をご覧頂く事ができます。

カテゴリ

全体
未分類

以前の記事

2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2009年 01月

最新のトラックバック

検索

タグ

その他のジャンル

最新の記事

「ローマ風トリッパの煮込み」..
at 2014-02-08 17:17
小粋な江戸の”鍋料理”を”ご..
at 2014-01-30 11:41
2013年『自然派ワインの新..
at 2013-12-11 23:31
至福の秋、美味しい日本茶で頂..
at 2013-11-26 18:54
ワイングラスで”アレンジ和食..
at 2013-11-16 23:44

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧

注目のドライエイジングビーフの美味しさ初体験       (記:藤本紀久子)

肉食系イタリアンレストランとしてリニューアルオープンした、CHICCIANO・キッチャーノで、
ドライエイジングによる炭火焼きステーキを堪能しました。
肉を熟成させて旨味を凝縮させ、調理は極めてシンプルに炭火焼。
まさに素材の吟味と熟成という原点帰りの美味しさは、いままで味わっている肉とは別物でした。

このキッチャーノは、こうした素材の品質やそれを十二分に引き出すことに徹した、
新しいタイプのイタリアンレストランです。
店内には、手動式生ハムスライサー。手動式なので熱が加わらず、ハムが乾燥しない、
手でスライスするよりもずっと薄くスライスできるので繊細な美味しさが味わえる、
パルマ産の本当の美味しさを味わってもらいたいからと、日本では手に入らないスライサーを
イタリアから直輸入したと、パルマ出身のマネージャー、フランチェスコ氏談。
間違いなく、今まで食べたなかで一番美味しいプロシュートでした。
注目のドライエイジングビーフの美味しさ初体験       (記:藤本紀久子)_a0195310_16521888.jpg

注目のドライエイジングビーフの美味しさ初体験       (記:藤本紀久子)_a0195310_16524566.jpg

これ以外にも、DOP指定臀部のみの生ハム、クラテッロをはじめとした
味わいの違う生ハムの盛り合わせ、食べすすむうちに、肉料理の深みにはまっていきます。
注目のドライエイジングビーフの美味しさ初体験       (記:藤本紀久子)_a0195310_1653423.jpg

中休みは、イタリア産ポルチーニのタリアテッレとトリュフのリゾットを少々。
あくまで肉料理がメインですが、これらのパスタ料理も心に残る味加減、
もっと食べたい、と思わせる美味しさ。
注目のドライエイジングビーフの美味しさ初体験       (記:藤本紀久子)_a0195310_1653295.jpg

いよいよメインの料理、北海道、池田牛のドライエイジング、と佐賀牛の炭火焼。
繊細な脂を感じる佐賀牛と、赤身の肉の熟成した美味しさを極めたドライエイジング、
同じ炭火焼という最もシンプルな調理法でありながら、
食感の違いや味わいの違い、味わったことのない面白さ、薫製塩や竹炭塩でいただきます。
注目のドライエイジングビーフの美味しさ初体験       (記:藤本紀久子)_a0195310_1653539.jpg

注目のドライエイジングビーフの美味しさ初体験       (記:藤本紀久子)_a0195310_16541043.jpg

レストランとは何か、レストランの楽しみとは何か。
素材えらび、熟成の技術、接客の話術、料理の流れ、、、
レストランとは、食べる楽しみ以上に、知的な啓蒙を楽しむ場所であると思う。
上質はフレンチや、こうした独自性をもったレストランでの時間は、そんな想いを新たにします。
食べきれなかった自家製ソーセージを、フランチェスコ氏自らラッピングしてくれました。
お皿の料理の持ち帰りに、大きな箱をいただくのも気が引けるし、
こんなさり気ない大きさで手渡す心遣いも嬉しいですね。
注目のドライエイジングビーフの美味しさ初体験       (記:藤本紀久子)_a0195310_16543181.jpg

by s-cultivate | 2011-09-18 16:55