藤本紀久子、相原幸雄、藤本洋子で運営するフード&デザインプロデュース会社。神奈川県藤沢市のスタジオにてクッキングスクール・料理教室も開催。主宰はクッキングコーディネーター藤本洋子。


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情熱をもって仕事をすることの素晴らしさ(記:藤本紀久子)

多治見のギャルリ百草で6/16~7/1まで開催中の「山田節子が選ぶ 器量のある7人の仕事」
暮らしにまつわるコーディネーターとして半世紀近く仕事し続ける山田節子さん、
その山田さんが信頼し、接してきた作り手7人とのトークイベントに伺いました。

朝から雨模様の週末のこの季節、雨にぬれた木々も美しいギャラリーの入り口、
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古い玄関をくぐって右手にあるカフェ、かすんだように明るく、乳色の空気に満ちています。
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今回の企画展のタイトルが記されたメニューブック、ディティールにも雰囲気が凝縮、
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2階の百草ショップ、緑あふれる庭と光を抑えた室内、そこに並ぶのは、
静かで丁寧な暮らしへのこだわり、強い意志すら感じます。
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夕方から始まったトークイベント、山田さん曰く「心棒のある」作り手7人が仕事と出会い、
60代、70代の今も現役で仕事と向き合う姿が、山田さんによってあぶり出されていきます。
工藤省治さん、伊藤慶二さん、赤地健さん、福森雅武さん、
矢沢光広さん、十時啓悦さん、東日出夫さん、
陶磁器、漆器と素材も、仕事のしかたも違う皆さんながら共通しているのは、
情熱をもって仕事と格闘し、自分と真剣に向き合ってきたということ、そして謙虚さ。
画一的でビジネス優先のモノ作り、プレゼンテーションの巧みさの対局にあって、
昨今のモノ作りビジネスへの苦言のメッセージも感じる、意味深いトークセッションでした。
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なかでも今回惹かれたのが、東さん、矢沢さんという漆器の作り手です。
いずれも鎌倉彫に縁のある作家、
東さんは鎌倉彫の老舗に師事、その後独自の作風に、
矢沢さんは鎌倉彫の職人を父に持ち、その作風とは違うものを作りたいと始めた仕事。
鎌倉育ちの私が子供の頃から目にしていた装飾的な鎌倉彫とはいずれも一線を画する作風です。

東さんの力強い器は、陰影の空間のなかで吸い込まれるような力を放ちます。
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自分にとって装飾とはなにかを自問自答して生み出した古い文字の意匠も深い印象を残します。
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一方、矢沢さんのシンプルで品格のあるかたち、
自分が暮らしのなかで使い続けたいものを作り続けるという作風、
実際に使ってみたいと思わせる、美しいかたち、艶と佇まいです。
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今回の作家のなかで最年長の工藤さんの器は、あたたかい白生地で、
どんな料理もたおやかに包み込むような器、おおらかです。
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雨の庭をときおり眺めながら、鈍い光のなかで器を愛でる展示は、
都会のギャラリーや店頭で見るのとはまた違う魅力がありました。
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夕刻に始まった懇親会は先ほどのカフェの店内で開催されました。
懐かしい雰囲気のガラス格子の入り口が、暮れ行く時間にぴったりの空気感です。
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料理は、精進料理を学んだ、福武さんのお嬢さんで跡継ぎのみちほさんによるもの、
素材をよく知ったうえてそれを豪快に料理する、迷いのない味、
今回の作家さんの器にもよく映えて素晴らしい食卓、味も絶品でした。
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作家さんの詳細など、詳しくは百草のサイトで
http://www.momogusa.com/
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by s-cultivate | 2012-06-17 18:05